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平成24年度 年頭所感
田中栄三
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は協会活動に格別のご支援、ご協力をいただき心より御礼申し上げるしだいです。
昨年は国内観測史上最大規模の東日本大震災が起こり日本中に大きな被害をもたらしました。原子力発電の被害はさらに危機的な状況に陥り復興の難しさを深刻なものとしました。また、国外ではアラブの春と呼ばれる北アフリカ、中東地域における政変がおこり、欧州では債務問題が起こるなど実に様々な出来事がありました。これらは、世界の政治、経済や金融市場に大きな影響を及ぼすだけでなく、私たちの生活の価値観をも変えるような非常に重大な事態が起きました。
自販機業界においては東日本大震災後、電力供給不足による節電対策の観点から自販機不要論などの過剰な報道がなされ、業界挙げての対策を余儀なくされました。
自販機の省エネ対策は20年前から行っており消費電力削減については他業界に引けをとらない事はご承知のとおりです。しかしながらこのような批判が出ることをよく考えなければいけないと思います。自販機は大震災後の災害対応自販機の活躍など避難、帰宅時にはたいへん良い評価を得ているのも確かです。今後はもっと社会貢献を考慮して自販機が緊急時、災害時にすぐに役立つ場所に存在することを考えていかなければならないように思います。
さて、自保協においては、昨年も自動販売機据付講習及び検定試験を開催いたしました。全国4会場、東京、大阪、名古屋、福岡で実施をして総勢約400名の方が受験されました。一昨年、検定試験を開始して以来合格者は累計で約2000名になり、据付認定者証の認知度も高まって来ております。取得者の益々の活躍を期待しております。
また、新たに昨年はロケ開発担当者向けの講習会を東京、大阪で開催しました。約200名の担当者が受講をされました。
清涼飲料自販機協議会が自動販売機の据付に検定制度を導入していることは業界全体の信頼度を高め自動販売機の社会貢献にもとながるものだと考えております。
今後はこの検定制度をさらに充実させるよう清涼飲料自販機協議会の一員としてしっかりとサポートをしていきたいと考えております。
今年も自販機業界は厳しい年となると思われますが、会員各社の皆様と力をあわせ業界の発展に努めてまいる所存でございますので一層のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご繁栄を祈念申し上げまして新年のご挨拶とさせていただきます。
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